- オリパってお得なの?
- オリパはギャンブル?
こういった疑問について、実際にオリパ販売を始めました、うまゆげが考察したいと思います。
少しでも皆さんのオリパ選びの参考となれば幸いです。
- オリパはギャンブルなのか?
- 期待値について
- 他の商品の期待値について
- まとめ
期待値の考え方は色々なことに応用が利くよ。この機会に一緒に学ぼう!
1.オリパはギャンブルなのか?
結論からいきます、
オリパはギャンブルです。
一般的にギャンブルとは、「運」や「不確実性」による結果によって利益か損失を得る方法、となりますのでオリパはギャンブルだと思います。
ギャンブルとなるとマイナスのイメージを持つかもしれませんが、だからこそ、正しい知識を身に着けて購入することが大事だと思います。
他のギャンブルと違い、オリパ業界は、国による規制などが整ってない業界になります。
(今後規制等できる可能性は高いと思いますが)
だからこそ、自分の身は自分で守る必要があります。
なんとなく選んでオリパを買うのではなく、しっかりと知識を身に着けて購入しましょう。
正しく、楽しく、オリパを楽しむために!
2.期待値について
まずは「期待値」についてです。
期待値とは
確率変数の期待値とは、確率変数のすべての値に確率の重みをつけた加重平均である。確率分布に対して定義する場合は「平均」と呼ばれることが多い。
例えば、ギャンブルにおいて掛け金に対して戻る金額の期待値とは、戻ってくる「見込み」の金額である。ただし、確率変数が期待値を取る確率が最大とは限らず、確率変数が期待値を取るわけでもない。しかし、独立同分布であれば、標本平均は期待値に収束することが知られている(大数の法則)。
期待値が意味をもつのは、同じような事象が比較的均等に起こる場合である。非常に極端な値をとる事象がごくまれに起こり得るというような場合は、期待値の概念にはなじまない。例えば、「保険」や「宝くじ」では高額の保険金や当選金が得られる機会はごく稀なので期待値は負の値になるが、そのことをもって、保険に入ることや宝くじの購入が無意味であると判断するのは、適当ではない。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
めちゃ長いですが、要約すると、「得られる期待ができる平均値」です。
確率×金額の和で算出することができます。
サイコロを例に期待値を計算すると
6分の1×1 + 6分の1×2 + 6分の1×3 + 6分の1×4 + 6分の1×5 + 6分の1×6
で、3.5となり。サイコロを1回振って出る値の期待値は3.5となります。
これが例えばサイコロの目の数×100円もらえるゲームとすると
1回で得られる金額の期待値は 3.5 × 100円 で 350円となります。
仮にゲームの参加費が300円だとすると、
期待値確率は 350 ÷ 300 × 100 で 116.6…%となります。
このゲームに継続的に参加すると、確率的には1回で16.6%の割合でお金が増えていく計算となります。
期待値はギャンブルを選択する上で重要な要素であると言えると思います。
もうひとつ、大事なことは、
「非常に極端な値をとる事象がごくまれに起こり得るというような場合は、期待値の概念にはなじまない。」
というところです。要は、確率は薄いけどバックが大きいというものにおいては期待値はそれほど重要でないということです。
オリパでも同様のことが言え、目的によって期待値の選択をすることが大事であると言えます。
①損してもいいから一発逆転、レアなカードが欲しい
→期待値はあまり気にせず、ラインナップ、信頼などを考慮して選択
②できればあまり損をしたくない、めちゃくちゃ高額なカードはあまり欲しくない
→期待値を計算して、なるべく期待値の高いものを選択
といったように、期待値でオリパを選ぶというのも賢い立ち回りかもしれません。
また、期待値が収束するためには、どうしても試行回数が必要です。
期待値を追う場合は、低額で多パック購入を選択する。などの選択も良いかもしれません。
自分は半々くらいで、高額カードが欲しいカードの場合は期待値関係なく購入したりしてるよ。
結局は、ハイリスクハイリターンとローリスクローリターンの違いともいえます。
一見強そうなラインナップも、計算してみると期待値が低い、というのはよくあることです。
逆に言うと、期待値があり得ない程高いものは注意が必要です。
基本オリパは商売なので、商売元が儲かるように販売します。
実際にカードを揃えたり、梱包したり、と労働が発生してますので。そうでなければボランティアのようなものです。
(一部広告を目的として、赤字覚悟で販売したりはあります。)
期待値を求めることが、自分を守る盾にもなるかと思います。
ちなみに最近の私が購入しているオリパの還元率を計算してみましたが、
購入金額ベース: 70 ~ 100 %
メルカリベース: 60 ~ 90 %
ということで、参考までに。
3.他の商品の期待値について
オリパの期待値が分かったところで、他のギャンブルなどの期待値を見てみましょう。
宝くじ・ロト6 :期待値 45%
競馬・競艇 :期待値 65%
パチンコ・パチスロ :期待値 80%
ルーレット :期待値 94~97%
ブラックジャック :期待値 90%
ポーカー :期待値 90%
※あくまでも目安です。
詳しく知りたい方は「ギャンブル 期待値 一覧」などで調べてみてください。
どうでしょうか?
僕は、オリパって案外期待値は高くないギャンブルだなと率直には思いました
しかしながら、現金ではなくカードが手に入る、という点は大きな違いです。
最近はtwitterでもポケモン投資家なる役職を良く目にしますが、カードの相場が変化するため、
期待値についても変動するというのがひとつ面白いところだなと思っています。
逆に相場が下がると、損な感じも強くなりますが…
カード自体に魅力があるのが大きいよね。
リスクを認識した上で、無理のない範囲でオリパを楽しむ。
これが大事だと改めて感じました。
4.まとめ
今回は、オリパの期待値について考察しました。
結果はある程度分かっていましたが、オリパってある程度危険なギャンブルなんだよ、ということを認識した上で、期待値なども意識しながら、オリパを選ぶというのも重要であると感じました。
まあ、色々と難しく考えず、オリパを純粋に楽しむというのが一番大事ですけどね!
明らかにおかしい期待値というのは警戒した方がいいかとは思います。
そういった詐欺から身を守る手段の一つとして、期待値の算出は良い知識になるのではないでしょうか。
正しい知識を身に着けて、純粋にオリパを楽しもう!